8月21日は、国の無形民俗史料に指定されている北落おはな踊りの日である。雨乞い踊りである「おはな踊り」は、昭和34年に復活され、今日に至っているそうである。8月21日という日は、大旱魃のあった年に、雨乞い踊りで祈祷し、雨が降った日がこの8月21日だそうである。
滋賀県甲良町北落では、この踊りを集落あげて守っている。
4歳ぐらいから中学生ぐらいまでの子供もこの踊りに参加。浴衣姿の子供たちが、おはな堂にお参りしている。毎年恒例の風景である。
子供と一緒にお参りしているお母さんやお父さんも子供の頃、おはな堂をお参りしているらしい。親から子へ、また、親から子へと次第仕送りされる北落おはなおどり・・・・・・。ムラの絆のなにものでもない。まさに時間を越えた絆といっていいだろう。
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