2011年8月1日月曜日

GNH Study Tour In Kitaochi Kouracho

ブログでも紹介させていただいた平山修一さん率いる幸せを求めるGNH研究会が、甲良町では今回で2回目となるスタディツアーがありました。紹介させてぇ いただきまぁぁぁぁぁぁす。
7月30日(土)、31日(日)の2日間で、GNH研究会9名が、甲良町 北落に来られました。
なんと 青森市からも1名 お見えになっていたのは驚きでした。

初日は、甲良町を見て回っていただきました。今回は、GNH(グロス・ナショナル・ハッピネス)、つまり、幸せってなんだっけというテーマでしたので、気負うことなく、日々の暮らしの甲良町・・・・・。
甲良町の日々の暮らしの底流にある心の落ち着く場所巡り・・・・・・っていうことで、お寺巡りをしましたぁぁぁぁぁぁぁ。

まず、最初に行ったのは、湖東三山 西明寺です。いやぁ 本当に心の落ち着くいいお寺ですね。

住職→ 「お坊さんになるのぉ???」
Y事務局長→「そんなぁ 住職に言われるとつらいですねぇ・・・・・(汗)」
住職→「うち(西明寺)に小僧に来る???(冗談) わっはは・・・・・・(笑)」
Y事務局長→「あは あはは・・・・・(笑 汗)」

と住職からとても楽しい会話をいただきました。
でもでも、西明寺に、家族のこと、仕事のことなど日々の悩みごとを持ちかけにお越しになられる方々もいるですねと住職が語られ、「本来のお寺のお仕事ですね」と生意気ながらも申し上げると「そうだね」とご住職。  住職がぽつとつぶやかれた「みんな感謝がたりないねぇ」との言葉がとても心につきささったY事務局長でした。

西明寺を後にして、佐々木道誉ゆかりの勝楽寺、総檜造の甲良東小学校を保存活用している図書館などをめぐりました。

甲良町の人を育むための道徳、文化、学びなどの変遷を辿るツアーを初日を行いました。(かなりおおげさかも) もちろん、甲良の良いところは、この三カ所で終わりではありませんからそこんとこよろしくね。

二日目は、北落での日曜学校見学、平山さんのファシリティターにより「幸せってなんだっけWS」が北落草の根ハウスで行われました。


7月31日 日曜日の朝、北落集落の道路
生け垣には、GNHメンバーの宿 近江商人の旧邸
渋柿舎 七郎平の素朴な看板が・・・・・・・。

まず、向かったのが、北落にふたつあるお寺のひとつ「安楽寺」
「おみがき」という行事 門徒さんが、仏具を磨く作業を見学。

この「おみがき」、3班体制になっていて、まず、藁であら磨き
をし、2番目に、布で、中磨きをし、最後に真っ新な布で
仕上げの磨きを行っている。見事なり。

ピカピカの仏具・・・・・・・。仏具の輝きは、そのまま、心の
輝きとなるらしい。家や町がきれいなのも心のきれいな人が
住んでいる証と言えるのであろう・・・・・・・。

次に向かったのが、「易行寺」
ここでは、日曜学校なるものが開かれている。
「ごーん」という寺の鐘の音が、学校が始まることを告げている。

中に入ってみると小学校低学年から高学年の子どもたちが
「ご縁さん(浄土真宗では、住職とは呼ばずにご縁さんと呼ぶ)」
の話を聞いている。日曜学校とは、週に1回、門徒である子ども
たちが、お経を唱え、「ご縁さん」から、うそをついては、だめだよ
みんな助け合いましょうねとか、人として大切なことを学ぶ学校でした。
とても、印象的だったのが、南無阿弥陀仏と唱える前に「仏様のお顔を
しっかり見て」とおっしゃられていたことでした。語りかけるときは
相手の顔をしっかりと見る これすなわち、人とのかかわりを拒絶
しない証 つまり、お経を唱えることを通じて、人として大切なことを
伝えられていると感じたことでした。

次に手作りの紙芝居が行われました。
タイの国のお話の紙芝居だそうです。なぜ、タイのお話???
国際交流企画員として甲良町で働き、少し前に、北落に住んでいた
Tさんも一緒につくられたからだそうです。
いつまでもいつまでもこの紙芝居が、日曜学校で行われ続けられたら
とてもすてきなことでしょうね。

GNH研究会メンバーの青森市から来られたSさんが、
あの有名な「ねぶた祭」の囃子 篠笛を披露してくださいました。
子どもたちの真剣に耳をかたむける様子に、Sさん、少し
照れて、緊張したみたいです。それにしても、北落にいて
遠く離れた青森のねぶた囃子が聞けるなんて、ご縁ですねぇ。

日曜学校が終わり、家路へ。ちっちゃな子から大きい子まで
なんともつながりを感じますね。日々の暮らしのつながりって
きっとこういうことなんですね。

会場は北落の草の根ハウス 幸せってなんだっけWSを開催
ファシリティターは、GNH研究会代表幹事 平山修一さん

黒板にProgramが。

笑顔を絶やさず、にこにこと話す平山さんに引き寄せられる
参加者のみなさん。

関西大学の草郷先生が、GNHについてわかりやすく
説明してくださいました。ひっぱりだされた中学生のH君
説明するのに、必ず、人と関わり合うとはさすが、先生ですね。

なごやかに ゲーム。

5班に分かれて、楽しく作業
2分間ひたすら笑顔で人の話を聞いいたり、私を動物にたとえたら
○○です。理由はねぇ・・・・・・・。
と楽しいひとときが過ぎていきました。
お互いが知り合え、つながりをもつことが大切なんですね


どんな時が幸せと感じますかという問いに模造紙にメモを
とりながら、みんなで話し合う・・・・・・・北落の子どもたち
もしっかりと話してくれました。

幸せって何だっけ 何だっけ♪♪
というCMが以前ありましたね。他人が幸せになるときっと
自分も幸せになる・・・・。逆に他人が不幸だと自分も不幸に
なる・・・・・・。競争から協力(共生)へ
やさしい心と行動は、人だけに向けられるのではなく
生きとし生けるものすべてに向けられることが大切ですね。
さすが GNHメンバー 蝸牛くんも喜んでいますよ。

アマガエルさん かわいいですね。
そういえば、ワークショップで動物にたとえたら「かえる」って
答えたY事務局長・・・・・・・。なぜかって・・・・・・・。
それは、生きとし生けるものすべて 最期は、土に還るってね。
土に還って、次なる「生」を育む
社会に、地球にすこしでも役にたちたい
そんな気持が「かえる」とたとえたのです。
でも、けっして無理せずにね。

GNH研究会のみなさま
笑顔で暮らせる豊かな農村はいかがでしたか???
せっかくのご縁ですから今後ともよろしくおつきあいください。

                          Y事務局長

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