2010年10月30日土曜日

Y事務局長の学びと気づきです。

10月30日の今日、とてもいい学びをしました。甲良町にある滋賀県立甲良養護学校でとても貴重なお話を聞かせていただくことができました。こんな機会を与えて下さいましたS集落の皆さんに感謝します。

なぜ、私が甲良養護学校に行ったのかといいますと、実は私、S集落が
年に一度行う人権学習会が、養護学校で障害者の人権について学ぶということで開催されるにあたり、ちょっと関係をもたさせていただいていたもので、この貴重な機会にめぐりあったというわけです。

そうしたら、なんと多文化サークルメンバーのMさんとOさんも来ていらっしゃるではありませんか・・・・・・・・・・・。前置きはこれぐらいにして、その貴重なお話をお聞かせいただいたのは、甲良養護学校のH教頭先生でした。なんともやさしそうな笑顔がステキな先生でしたね。甲良養護学校は建設当初には、生徒数を100名と想定されていたらしいのですが、現在、173名と増加の傾向にあるそうです。

これは、障害を持つ子どもさんの保護者の方の理解が高まってきて、外の学校に行かせる家庭が増えたのではないかと分析されていました。

滋賀県には、5つの障害児のための学校があるそうで、しかもひとくちに障害といっても、肢体不自由、知的障害、耳や目が不自由などなど多様であることなど初めて聞くことばかりで、細い目をぱちくりして聞いていました。

そして、今日は学習発表会というのが開催されていて、甲良養護学校の生徒さんによる演劇などの発表を見る機会もありました。体育館の中にはいるともう始まっていましたね。『さるがに』という演劇でした。衣装や大道具、小道具、音響、照明などとても本格的でした。

これだけの演劇をやるには、かなり時間をかけた練習と準備が必要だなぁと素人の私にでもすぐにわかりましたね。いやぁ 養護学校の先生の努力やきっとご家族の協力のもとで、もちろん、生徒のみなさんのがんばりが伝わるとてもマジに見ごたえのあるものでしたね。

残念ながら、研修時間の関係で、途中、体育館から出て、再び研修会議室にもどり、H教頭先生のお話を聞かせていただきました。
とても印象的なお話は、『甲良養護学校では、173通りの教育計画があります』ということでした。

つまり、173人の生徒ごとに教育計画があるということ、一人として同じ人はいないということを熱く語っておられましたね。そして、さらに、印象的だったのは、『おむつ』が中々とれない生徒になんとか、用を足したい時に人に伝えられるように合図をこのようにすればいいと教えていたが、うまく伝わらずかなり時間が経過はしたが、ある日、サインを見せてくれたので、『今だ!!』ということで、トイレに連れて行って用を足した。『よかったなぁ』と生徒に声をかけたとH先生。

少しでも人の世話にならないように『自立』していくことを求め、教育していらっしゃるということを聞いて、本当のやさしさとはこういうことなんだなぁと私は感じましたね。

やはり、とにかく知らないことばかりでしたね。知らないということはだめですね。まずは、知ることからはじめて、同じ時間や場所を共有すること、つまり、交流がやはり大事ですね。そんな学びと気づきの時間でした。

2010年10月27日水曜日

Y事務局長のつぶやき ― この茄子を観て

栗の上にナスビが。
ご覧になってどのように感じますか?『おいしそう』、『おもしろいわね』、『形が変わってるわね』、『どんな味かしら』・・・・・・・・・・・・・・・。
あげているときりがないですね。
人は、千差万別、おのおのに思いはちがいますからね。

そこで、Y事務局長のつぶやきです。私もこのナスビを見て、めずらしいね、変わったナスビだなぁと思いましたね。

でもふと、こんなことも考えました。
ナスビって普通は、実の部分がひとつで、ふたつではないという固定観念があるにでは・・・・・・・・。
この『ナスビって普通は』という『普通』ということにひっかかりました。
きっとこの『普通』を支配しているのは、多数ですね。(うん、まちがなくそうだと勝手に思い込んでいます。)、つまり、このような形は、まちがいなくそれほど数は多くなく、少数です。

『普通』という言葉の背景に、多数があるとすれば、少数は『普通』ではないわけです。
そして、何よりも大事なことは、普通でないことをネガティブに受け取る傾向が私にあったのではないかという問題提起です。

『普通』=『多数』という考え方は、時に、少数を排除する傾向にむかうことになるかも知れませんね。意識して、『普通』って何?ということを考えることによって、もしかして、少数を排除しない、むしろ、少数であるからこそ個性の輝きを観ることのできる感性が育まれることになるのかも知れませんね。と まぁ こんなことを考えていまいました。
でも、この感性は、多文化を理解するうえでも大切なことだと思うのですが・・・・・・・・・・・。

こんな『つぶやき』を最後まで、お読み下さってありがとうございました。
今回は、少しまじめなつぶやきでした。

2010年10月18日月曜日

Y事務局長のNARA紀行

ぶらりと奈良に行ってきました。それにしても久しぶりに行ったのですが、やはり、古都はたたずまいがいいですね。心も落ち着き、歩け歩けで、運動もできて、とても健康的な一日となりました。
というわけで、いつもの印象Photoで紹介させていただきます。
少し、早いかもね もみじの紅葉
でも、塀越しに見える木々はなんともいいですね。

セント君ほかキャラクターたちです。

出た!!みかさどら焼き 大きい大きい。

出た 奈良公園といえば、この子達です。

でも、この子達のいたずらに注意して下さいね
と看板がありました。

奈良の大仏 やっぱり圧巻でした。

小さい頃、訪れたら必ず、くぐったのではないですか。

お昼は、釜飯をいただきました。
炊き上がるのに20分、蒸らしに3分という説明を
受けて、ひたすら待ちました。
固形燃料が消えるのが20分らしい。

出来上がりだ。さすが、奈良 奈良漬も忘れてはいない。

食事もおわり、ぶらりと歩くと民家をおしゃれなCafeに。
こんなお店が目につきましたね。

とても大きなすっぽん発見。後ろの石亀と比較すると
このすっぽんの巨大さがわかるでしょう。
この石亀も普通サイズ(直径25センチぐらい)ですからね。
タイ紀行では、オオトカゲがいましたが、Nara紀行では
すっぽんでした。


わらびもちもいただきました。
絶品でしたね、このわらびもち。
みなさんは、わらびもちの原材料は何か知って
いますよね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

奈良の帰りに信楽に立ち寄りました。
ご存知、狸の大軍のみなさんでした。

とにかく、今日も満足、満足でした。

今年も2010こうら人権フェスタ、是非、お越し下さい。

今年もこうら人権フェスティバルの季節がやってきました。
11月7日(日)午前10時から甲良町公民館を会場に開催あれます。そして、多文化サークルでは、多文化」交流ステージを主に担当しています。
当日の交流ステージでは、韓国の勇ましい太鼓や情熱のフラメンコ、微笑みのタイ舞踊を予定しています。
そして、今年は、ITDA(インターナショナル タイ ダンス アカデミー)を主宰されている花岡ソムシ先生をお招きして、タイ舞踊も予定しています。みなさん、ぜひ、お越し下さいね。
また、バザーでは、多文化関係では韓国バザー、ラムちゃんの店」(タイFood)、多文化サークルのテントでは、タイのお菓子や小物、パウンドケーキなどが販売予定です。
その他にも日赤奉仕団、呉竹むらづくり委員会、せせらぎ作業所などのバザーテントも予定されていて、たぶん、たこ焼き、手作りパンなども販売されるかと思います。
ぜひ ご来場ください。

2010年10月16日土曜日

ギニア料理教室終わりました!!

10月16日(土)、呉竹地域総合センター(滋賀県甲良町)で、多文化サークル外国料理教室が終わりました。参加者は、16名。今回の料理は、ギニア料理でした。みなさん、ギニアっていう国知っていますか?西アフリカにある国です。かつては、セネガルやマリ、コートジポワールなどとともに旧フランス領西アフリカの一部だったらしい。金の産出が有名で、タレントのオスマン・サンコンさんの故郷だそうですよ。
そのギニアの料理です。先生は、そのギニアから滋賀大学へ留学されているジャンヌ先生です。
滋賀大学からもT先生をはじめ、中国、ベトナムからの留学生、滋賀県立大学からモンゴルからの留学生が参加してくれました。町内からフィリピンの方も参加されましたから、日本も含めて6カ国の方々との楽しい料理教室・・・・・・・・・・・(笑)
写真で紹介しまぁぁぁぁぁぁぁぁす。

会場となった呉竹地域総合センター
新築されたばかりでとてもご機嫌な施設でした。
この施設の前の庭に銅像がありました。
『報いられるを期待せね 愛情と献身』
こんなすごい言葉
みなさん、どう思われます・・・・・・。
この銅像の方の『志』の高さははかりしれないですね。
さぁ 料理教室のはじまりだ。
右側の少し不安そうに腕を組んでいるのが
本日の先生 ジャンヌ先生です。
きっと、何から話そうかと きっと頭の中では・・・・!!

説明に入るとこの笑顔・・・・安心しましたね。
さぁ 始まるよ ギニア料理

まずは、レシピの説明。どんな料理かをまず、イメージ
していただかなければなりませんよね。
M代表の手作りでとてもステキなレシピを片手に
みんな説明を真剣に聞いています。

今日の食材

さぁ 料理 Start

こんな感じでね  とジャンヌ先生

少し多い目の油をフライパンにいれ、手羽先をいれる。

プエルトルコの木の臼でつぶしたニンニクです。

塩加減はこれぐらいよ とジャンヌ先生。
いやぁ 本当にそんなに入れるの????? 

料理も完成に近づいて

これはデザートです。

さぁ 盛り付けです。

完成でぇぇぇぇぇす。
今日の料理は、右側がイエティンスイーで手羽先と野菜の
トマトソース煮です。左側が野菜スープで真ん中の白いもの
がお米とヨーグルトのデザートです。

さぁ 試食だぁぁあ
今回は、YoshinoYaでいう特盛状態。
でも、みなさんの完食ぶりには敬服しました。

いつも参加してくれる町内のフィリピン人のRさんの子ども
さんです。お母さんは一生懸命、料理の勉強中は、おとなしく
遊んでいまぁぁぁぁぁす。多文化サークルのKulさんも
その間 お世話をしています。


2010年10月14日木曜日

ちょっとおしゃれなお店です。

野洲へ行って来ました。野洲駅から目的のところへいく途中にすてきなお店を発見しました。
店の名前は、『ふぁ~もあ』といいます。どうやら食の安全、健康づくりを情報発信しておられるみたいで、『有機栽培の〇〇・・・・・』という看板にひきこまれ、店に入ってしまいました。
野洲へ出かけられたら、東口に出られて、正面の道路を東の方向に野洲市役所交差点の信号までに、進行方向の左側にありましたので、よろしかったらどうぞ。

店の正面の写真です。車ならこの店の正面スペースしか駐車場がないみたいですね。
手づくりふぁーもあとの看板に、手工芸品かなんかのお店かなぁと思ったら、有機栽培とか健康とか
大腸運動とかランチだとかコーヒーだとかここが食べ物を扱っているお店であることがわかりました。
しかも、食を通した健康づくりにかなり、こだわりをもったお店みたいです。お店の方に聞いたわけでもないの
で、感じたままに書いているので、まちがっているかも知れませんがね・・・・・・・。
店に入ってオーダーしたのは、有機栽培豆のコロンビアコーヒー(350円)。
昼食は食べたので、ランチは食べなかったのですが、隣の人のランチを見ると有機野菜を中心とした
おしゃれな(少量多品目で健康をかなり意識した内容)ものでしたね。値段は、1000円でした。
今度、機会があれば食べてみようと思います。

2010年10月11日月曜日

Y事務局長のThai紀行

多文化サークルY@事務局長です。M代表から『ねぇ Thai紀行 Blogに載せないの? 楽しみにしているんだけど・・・・・・・(笑)』
といいうわけで、内緒にしておこうかなぁ(Thaiだけど他意はありません。出たーおっさんネタ)と思っていましたが、9月22日から9月29日の間の事務局長のThai紀行。印象的だったPhotoで紹介しますね。できれば、最後までご覧あれ。

9月22日 早朝 タイ スワナブーム空港に到着。
いつもなら、TAXIでバンコク中心部に行っていたのだが・・・。
実は、空港からバンコク中心部(パヤタイ)まで、電車が
開通。しかも今は、キャンペーン中で、片道15バーツ(約45円)
と極めてお得。当然 乗りました。

下の赤いラインは、特急だそうです。
なんと 100バーツ(300円)
すれ違ったのを見ましたが、人は乗っていませんでした。

この電車です。座席がプラスチックで加速、減速するとお尻が
滑って、前に行ったり、後ろに行ったり・・・・・・。
ドアが閉まるときにブザーが鳴るのだが、鳴り終わり、ドア
が閉まるときの音がすごかったですね。
ゴーガッチャン!! 足が挟まったらまちがいなく
ちぎれますね。

タイで有名なルンピニー公演に朝早く行ってきました。
そしたら、猫が3匹 遊んでいました。

同じくルンピニー公演を歩いていると扇子をもって何やら
運動を行っていました。よく見るとあちらこちらで、太極拳
や小林拳、ヨガ、ジョギングなど汗をかいている人ばかりでしたね

そしたら、なんと恐竜(???)がいました。
もとえ、大とかげでした。体長は2メートルぐらいありましたね
普通にルンピニー公園内をうろうろしていましたね。

ルンピニー公演といえば、有名なのがナイトバザール。
しかし、今はナイトバザールはやっていないらしい。
けど、この空ビール瓶を見て。
このあたり、きっと夜は今でも盛り上がるらしいですね。

タイでも大好きなパネンガイ。食べましたよ。
でも、タイ料理店ヤムタイ(日本 滋賀県長浜市)のパネンガイの方が
とても美味しかった。これ本当です。

これがドリアン 果物の王様といわれるもの。
アルコールを飲んだ後に食べるべからず。
命があぶないらしいですよ。

国立の孤児院の子どもたち。今回、事務局長はとても貴重な
経験をさせていただきました。それは、タイの方がとても大切に
している行為の『タンブン(徳を積む)』です。
この孤児院の6歳までの子どもたち300名分の夕食(お弁当)
とおもちゃを寄付しました。タイでは、誕生日などお祝いごとには
このタンブンをするそうです。こんな経験ができる私は、今、幸福です。(ちょっとまじめに)

とても美味しそうに、食べてくれていました。

いきなりですが、パタヤの海です。タイの友達とパタヤの
海に行ってきました。少し、シーフードも食べて、大満足でしたね。

このタイ文字は、『ペッチャラット』
 ร้านเพชรรัตน์ ถนนตะนาว ตัดชุดไทย โดย พี่เอียด และ พี่น้อง
とても すてきな洋服屋です。 


チュットタイのオーダーメイド。
こんなステキな衣装がオーダーメイドできる。
だいたい、10,000バーツ(3万円)ぐらいだとか。
この店の名前は、タナゥ通りにあるペッチャラット。
とてもやさしい二人のオーナーが経営されていました。

この猫ちゃんの名前は ブン マー
意味は『徳よ来て』です。
人のひざの上にすわるのが大好きな子です。

この猫の名前は、トゥワイトーン。
意味は、優勝トロフィー(金)です。
おとなしそうですが、少し、やんちゃな子です。

この猫の名前は ユーイ。
意味は、中国語でおめでたいということです。
この子は、人見知りが強く、あまりなつかない性格ですが、
座ったところで、おしっこをするなど少し、いたずらなところが
ありますね。

これは、マンゴですよ。マンゴといえば完熟した黄色のマンゴを連想する
方も多いと思いますが、Thaiでは、青マンゴが食べられるのです。
味は、青りんごの少し固い感じでしたね。この青マンゴを砂糖とトウガラシとを
ブレンドしたものにつけて食べる。つまり、タイ人が好む『甘い、辛い、すっぱい』の
3拍子が完成というわけだ。恐るべし Thaiの食文化。

今回のThai紀行は、完全プライベートだが、少し、仕事じみた
ことも活動してきました。前々から私が関わりをもたせていた
だいているバンコクから東に150kmのところにあるプラチンブリー県
プラジャンタカーム郡のドンバン町とポーガム町にも行って来ました。
ドンバン町に行く途中、田植えをしておられたので、シャッターを
押しました。

ドンバン町では、みんなで森を大切にする活動が認められて、
ここ数年で数々の賞をいただいているそうだ。
ドンバン町役場前


数々の賞をいただいている森活動をしめす看板
2008年に甲良中学生(海外派遣)がタイの友達と一緒に
植えた木もしっかりと成長していました。
この木たちは生きていると森の番人 トンヨーイさんの
言葉が印象的でした。

次に行ってきたのは、ポーガムヤーン村。
ここは、北落(日本・滋賀県・甲良町)と交流を本格的
にすすめようとしている村だ。

そして、今回 ヤーン村の村長に北落区長から、ぜひに
北落に来て下さいと文書が渡された。
実は、昨年に北落から少年少女がこのヤーン村に訪れている。
その時に、2011年には今度は、ヤーン村から北落(日本)に
使節団を訪問させるという約束が交わされたのだ。
そして、その約束は今回の話し合いによって、来年(2011)の
4月20日過ぎから1週間ぐらいの予定で、来日しようとのより具体的な
話となりました。いよいよ実現しそうです。タイからの友人を迎える
ことが。多文化サークルのメンバーも一緒に楽しむことができれば
いいかなぁとY@事務局長は思っています。よろしくね。



これが渡り蟹。これを食べに行きました。

タイの老舗 SOMBOON

味 質 ともに大満足!!

この前の車(ピックアップ)を見て。
吊り下げられいる服の数々。
タイの方のたくましさを感じました。

ワットアルン(暁の寺)にも行って来ました。
チャオプラヤー川を船で渡って、向かうのですね。

ワットアルンで思わずシャッターを押しました。
この猫はいったいどんな夢を見ているのでしょうかね。

この急な階段を上らないと上にはいけません。
手すりのつかまり方を見ていただくとこ階段の急なことは
想像でしていただけますね。

これは、船の駅の表示です。
今回のThaiでは、船での移動も体験しました。
バンコクというば渋滞。
船で移動する方が渋滞はないそうですね。
しかし、川岸での移動しかできませんがね。

これが船

この料理は、『グン チェー ナンプラー』。
Thaiには、お刺身(生で魚を食べる)はありませんが、
唯一、生でエビをたべる料理です。

とにかく、この面のような感じを体験した今回のThai紀行。
幾度となくThaiに行っていますが、これまでにない貴重な
体験に開いた口がしまらない・・・なーんてね。