多文化サークルも参加する3月20日、21日に予定されている「近淡海の祭りavecこどもワールドフェスティバル」の主催者より、メッセージがありました。
メッセージを受けて、サークルとしても個人としても今、私たちができることを一生懸命になりましょうね。(Y事務局長)
【メッセージ】
ご出演の先生方、ご出演の皆さま、関係スタッフの皆さまへ
滋賀県文化振興事業団芸術監督 プロデューサー 柴田 英杞
日頃より、当事業団の自主事業にご支援、ご協力を賜り、ありがとう存じます。
このたび、平成23年3月11日に発生しました東日本大震災は、東北を中心とする関東全域に未曾有の被害をもたらしました。現在、その被害の全容が日々明らかになり、刻一刻と痛ましい報道がされておりますが、今もなお、余震や二次被害も発生しており、予断を許すことができません。
当事業団は、20日、21日「近淡海の祭りavecこどもワールドフェスティバル」と23日「伝統と創造シリーズ1“受け継がれゆくもの”」の公演本番に向けて、着々と制作・準備を進めておりますが、本公演の実施に当りまして、皆様にお願いがあり、筆を執りました次第でございます。
このたび発生しました大震災で多くの方が犠牲になり、多大な被害が今も続いておりますなかで、本公演を実施するか否かについて、文化庁や滋賀県の動向も踏まえつつ、事業団内で協議検討をしておりました。その結果、震災で多くの尊い命を奪われ犠牲となった方々への哀悼の意を込め、実施したいという思いに達しました。
文化芸術に携わる私たちが、今、公共劇場で出来ることは何か?今、何をなすべきか?ということを考えましたとき、本公演を無事成功させるということに止まらず、被災された方々に勇気と希望と明日への限りない夢を感じていただける公演となりますようその思いを届け、復興への願いを込めたいと考えました。
本公演のテーマのひとつであります「生きることへの貪欲な力強さ―生命力―」「生きることへの希望」「生きることをあきらめない」というミッションを掲げ、一人でも多くの方々が救援されることを祈りたいと思います。
どうぞ、このミッションをお受けとめいただき、私ども事業団職員と共に、本公演の実施に向けてご協力、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
平成23年3月15日
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