2012年1月14日土曜日

Y事務局長 国際教育ワークショップに行ってきました。

1月14日(土)、滋賀県国際協会が主催された「国際教育ワークショップ」に縁あって参加してきました。
ワークショップのタイトルは、少し長いめで・・・・ワークショップを使って、もっと楽しく、もっと深~い国際教育をやってみよう!! ~異文化理解・多文化共生を題材に~・・・でした。
講師は、木下理仁(かながわ開発教育センター理事・事務局長)さん、このワークショップに参加された方は、滋賀県内で国際交流や多文化共生の社会づくりに何らかのかかわりを持たれている方々で、国際交流員、学校の先生、青年海外協力隊OB、OG、●●市国際協会の職員さんやボランティアの方などいろんな方でした。ワークショップの内容は、おおまかにいって午前中がワークショップを体験しながら、教材づくりのポイントの学びと気づき、午後は、実際にワークショップの教材づくりと時間が経つのも忘れるほどすてきな内容でした。それでは、Photo ご覧ください。

JICA大阪も共催でした。

まずは、木下先生からお話。なんでも最近、落語をはじめられた
そうだとか・・・・・。師匠は、桂 三枝(三枝さんは弟子とは思っていないそうだが(笑))
その話の中で、印象的だったのは、「言葉」というものは、完全なものではない
人を傷つけることのないように、人は言葉を選ぶものだ・・・・・・・・・・。
コミュニュケーションを図るうえで、もっとも大切なことではないかと思ったY事務局長でした。

「ちがいのちがい」のワークショップでのカードです。このカードに書かれていることは「あってよいちがい」か
「あってはならないちがい」かをみんなで話し合って決めるというもの。あなたならどっちですか???
フィリピンは暑い国だから、生活がのんびりとしていて遅刻にあまりうるさくないのでは、そういった慣習みたい
なものも理解する必要があるのでは・・・・・・・などと思っていたY事務局長に目からうろこ状態が迫ってきました。
なんとこのワークショップに参加されていたフィリピン女性が、遅刻するのはむしろ、日本人の方で、フィリピンでは、遅刻
はだめということでした。やはり、想像や妄想の不確かさに唖然としました。実際のことを客観的に見ることの大切さとそのための出会いと交流が重要と気づかされました。

午後からは教材づくり

グループごとに作成されたワークショップ教材を実際に使ってみました。

これが、Y事務局長が参加したワークショップ教材。
外国人への差別や偏見をなくすための9つの方法というものを
有効なもの、最初にすべきものから優先順位をつける「ランキング」
という教材づくりをしました。どうやら、ワークショップ教材とは、正解を
導くのではなく、いかに様々な意見が出せるような工夫とそのことに
よって、様々な考え方を共有することがねらいか・・・・とひとり納得して
いたY事務局長でした。

会場に展示されていた国際理解教育教材の数々。
いずれの教材もそれぞれの国のことを知ってもらうためのツールばかり。
やはり、知るということが大切なんですね。

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