2010年9月16日木曜日

一緒に考えてみませんか!多文化共生社会を

9月16日(木)午後7時30分から、とてもステキなお話を聞いてきました。
多文化共生の大切さ、なぜ、多文化共生が大事なのかを教えていただきました。
お話を聞かせていただいた先生は、奥村 ルシア 克子さん。
日系2世のブラジル人で、来日して、20年、滋賀県には10年住まれています。
この間、彦根市教育委員会で学校指導員として働き、現在は、彦根市役所に働き、多文化共生社会の実現のために働いているそうです。ルシアさんは、まず、最初に、私は障害者の母であり、外国人の母であるということから、共通して
感じていることは、違いに関して、人権を尊重しなければならないということ・・・・・・・。
それから、ブラジル社会がなぜ、多文化社会なのかについて、スライド写真を通じて説明されました。
私なりに整理するとポルトガルの植民地として、アフリカからの奴隷制度、移民政策などなど
時の政策や愚策によって、結果的に多様な人種、民族がブラジルという地域に集まってきたということだそうです。もちろん、先住民の存在を忘れてはなりません。とにかく、アフリカ、ドイツ、ポルトガル、イタリア、スペイン、日本、先住民とブラジルは多民族国家だそうですね。興味深かったのは、気候にあわせて、広大なブラジルの地域に住み分けているということ、つまり、暑いアフリカ系は北の赤道の近い方、日本などは、南の寒いところに住んでいるらしい。それぞれの民族は、建物様式や伝統お祭りなどをそれぞれに大切にしている一方で、ブラジル全体(ブラジルに住む人たち)で、参加するカーニバルがあるなど、固有と共有のバランスがいいのでしょうね。それぞれの違いを認めながら、ブラジル人である誇りも忘れない。そんなことを考えさせられました。そして、日本で今、深刻な問題としては、労働者として来日した日系ブラジル人が、ブラジル人が日本語を話す必要のない暮らしを派遣会社によって整備されたために、ブラジルコミュニティが、日本社会の地域と分断、孤立しているということだと話を聞いていて感じましたね。多文化共生社会とは、お互いの違いをまずは、知ること学ぶことのプロセスが大事だとの話がよかったですね。さらにいろんな違いに対して、TOLERANCE(寛容な気持ちを持って接する)をお互いが行う。つまり、知ることからはじまって、双方が少しづつ妥協して、理解し合うということではないでしょうかね。これって、人間関係の話しですよね。日本人と外国人の関係の話ではないですよね。ですから、多文化共生社会を実現する多文化共生社会はみんなの人権を守る社会ですとの結びには納得させていただきました。
今回は私にとってかけがえのない学びのプロセスでした。ルシアさん 本当にありがとうございました。

2010年9月12日日曜日

稲刈り終わりました。収穫後のおにぎり 最高でした。 

 9月11日(土) いやー 快晴 快晴・・・。集合場所は、北落のにこにこ広場。北落(甲良町)と大君ヶ畑(多賀町)兄弟邨交流の稲刈り大会に行ってきました。                          多文化サークルでは、滋賀大学の留学生など参加を呼びかけましたが、春の田植えでは、10名近くの参加があったのですが、9月というとまだ、まだ、大学では夏休みで参加者は、2名ということになりましたが、この2名の留学生、ただものではない、数人分のパワーで、かなり、盛り上げてくれましたね。
 最初の北落区長のごあいさつでは、参加してくれた子どもたちに、春にみんなで植えた苗がこんなに大きく成長しました。みんなが、学校へ行く途中に、『大きくなぁぁれ』と声をかけてくれたからね。と 聞いていてなんかとてもいい気持ちになりましたね。
 また、その後に大君ヶ畑の区長さんは、『大君ヶ畑には子どもがいません。北落の子どもたちを見てうらやましく思います。でも、北落の子どもたちが、大君ヶ畑に来てもらえるように、交流できるその準備のために、むらづくりをがんばっていきたいと思います』と これまた なんともいい気持ちになりました。
集合場所は『にこにこ広場』、この名前、当時、中学生だった北落の子が
応募してつけられた名前・・・・・。交流の場所にふさわしい名前だと思いませ
んか?
稲の刈り方を参加する子どもたちにレクチャーしている。
子どもたちも真剣に聞いている。


何でも、完全無農薬のお米が栽培されたそうで、デザインされたロゴを紹介。
『近江甲良 北落産 甲良米』と書かれていて、よく見ると米の前に緑色で『う』
と書かれている。つまり、『甲良う米』→『こうらうまい』→『こうりゃ うまい』
 前から もてはやされた言葉だが、このようなロゴになったのははじめてかも。
 この完全無農薬の有機米。品種はキヌヒカリ。値段はまだ定かではないそうですが
30㎏で10,000円は超えますねということです。私、事務局長は30㌔をとりあえず
予約しました。関心のある方、おられましたら、連絡してくださいね。


さぁ 稲刈りスタート

父親と一緒に稲を刈る。この体験は、きっと きっと心に
残ることでしょうね。そして、この幼い子がまだ、見ることもない自分の子と一緒に
この場所で、また、一緒に稲を刈ることができるだろうか………。


しっかりと稲をにぎる そして 刈る。言葉ではなく体感する
このことこそ、大事。

稲刈りを終えて ご満悦の留学生の2人 
名物 かしわ(ひね)の鉄板焼き
塩コショウの味付けが絶妙!!
このおにぎりも定番だ。
イノシシの燻製肉 大君ヶ畑の山の幸
とても おいしかった。
おにぎりをほおばり、ビールでのどをうるおし、楽しい会話が
はずむ。集うみんなの顔は、笑笑笑
笑顔がある食事、笑顔がある会話
世代をこえて、まさに 至福の時。

2010年9月1日水曜日

9月11日(土)交流の稲刈りが行われます。IN KITAOCHI

みなさん、こんにちは。恒例の北落(甲良町)と大君ヶ畑(多賀町)の兄弟邨交流の一環での稲刈り大会が行われます。5月のどろんこ田植えをして実った稲穂をみんなで刈り取るイベントです。
 日時 9月11日(土)午前9時30分から13時ぐらいまで
 場所 甲良町北落 にこにこ広場近くの田んぼ【地図】
 服装 稲刈ができる服装。(鎌などがあるとベスト)
     当日は、稲刈りが終わったら、おにぎり交流会が予定されています。


興味のある方は、メールください。
yoshio333@gmail.com 
こんなにいっぱい実りました。