2014年2月16日日曜日

久しぶりの料理教室 中国の家庭料理でした。

2月15日の土曜、呉竹センターで久しぶりの料理教室を行いました。中国からの滋賀大学留学生の方々に日本の中華料理のお店では味わえない家庭料理を教えていただきました。
この時期、滋賀大学の留学生が帰国されていることや寒さゆえ、体調がすぐれないなど参加者はいつもより少ない、12名(中国2名、フィリピン1名+子供2名、日本7名)でしたが、充実した料理教室となりました。料理の内容は、今日の先生(留学生)のふる里、上海の下に位置する揚洲の家庭料理で、調べるとこの揚洲は、レンコンの生産が中国で一番、今日の料理もレンコンを使った料理で、よくお父さんがつくってくれたと話されていました。
家庭料理、ふる里の料理って、地域の産物を使った料理を家庭で伝えていくものなのでしょうか。
うーん、世界のメジャーな料理だけではなく、このローカルな料理にこそ、大切な食の文化がありそうなそんなことを感じた料理教室でしたね。Y事務局長
それでは、Photoをご覧下さい。今日は、中国を紹介してくれたPowerPointも最後にご覧下さいね。

講師とレシピの紹介
試験で多忙なこの時期に来て下さいました。(謝謝)

材料です。中央にドーンと紹興酒。料理酒として使います。
そのほか、中国の山椒などを持ってきてくださいました。

下調理、進行中です。

これが、中国の山椒です。フライパンで炒ると部屋中に食欲を
そそる香りが広がりました。

Yシェフ、レンコンを切っています。でも、単なる輪切りでは
ありません。肉を挟むための切りこみを入れて、輪切り
にしているのです。

豚のミンチにシイタケ、しょうが、塩など調味料をいれて。

エビは殻付きです。ネギもいれて、紹興酒、調味料などで
下味しておきます。この殻を捨てないで、食することによって
カルシウム分をとるのだそうです。

豚ミンチを練る

レンコンに挟み込んでいきます。

こんな感じです。

卵とトマトを炒めています。実は、最初から一緒に炒めて
いるのではなく、卵とトマトは別に炒めて、最後に一緒に
炒めています。トマトを炒めるときは生姜で下味をつける
など、結構、手間をかけているんですね。

エビを上げています。結構、高温です。

殻があるのでとてもきれいです。もちろん、この殻、尻尾も
すべて食べるんですよ。

レンコンにころもをつけて。

油で揚げます

揚げたものを再度、フライパンで好みの味付けをするのです。
今回は、黒酢あんかけでした。中国の楊州では、市場でこの
天ぷら状態を購入して、家庭で好みの味付け調理するらしいです。

タピオカデザート盛り付け中です。

出来上がりです。なんともほのぼのとした家庭料理です。
ごはんがとてもすすんだ一品でした。

今日の講師のふるさとを紹介していただきました。
中国の揚洲と西安です。それではスライドをご覧ください。



今日の料理です。

鑑真とのかかわりで日本と交流があります。

朝食をゆっくりする食文化



今日の料理。

今日の料理